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グループインタビュー(GI)とは?メリット・デメリット/失敗しないため大切なこと

2020年02月28日

グループインタビュー(GI)は、定性調査で用いられる一般的なマーケティングリサーチの手法のひとつです。この記事ではグループインタビューとは何か、またグループインタビューを実施するメリット・デメリット、成功させるためのポイントについて、他の調査と比較しながら解説します。

グループインタビュー(GI)とは

まずはグループインタビュー(GI)がどのような調査なのかをご説明します。グループインタビューというと一般的には、一定の共通した属性を持つ対象者を同時に6名程度集めて、あるテーマについて話し合いをしてもらうフォーカスグループインタビュー(FGI)を示します。調査対象者のグループを年齢別、性別、ライフステージ別、特定商品・サービスの使用状況別(未利用者、ライトユーザー、ヘビーユーザー)などに分け、モデレーター(司会進行役)が各人にインタビューをしながら、仮説を検証していく調査手法です。

参考 フォーカスグループインタビュー(FGI)とは?

グループインタビューを実施するメリット

複数名の顧客から生の声を収集できる

グループインタビューの最大のメリットは、顧客と直接対面で会話をしながら、商品・サービスに対する生の声を伺えることといえるでしょう。インタビュー参加者には特に制限がなく、自由な発言が期待できます。たとえば新しい商品・サービスを実際に手に取って試してもらうような場合、その商品に触れる時の表情まで確認しながら感想を聞けるのです。企業にとって有益な情報となるでしょう。

また、立ち振る舞いや風貌、服装なども含めて顧客が見えるようになることで、顧客一人ひとりの嗜好性やライフスタイルを感じ取ることができ、ペルソナ理解にも役立てられるでしょう。

共感される意見から改善のヒントが見つかる
グループインタビューでは、1人の意見の共有が複数名の共感を生むような場面も起こります。参加者から意見が共有され、それに対し他の参加者からさらなる意見の共有が成され、次第に議論が活発化していきます。このような会話の中から商品・サービスの改善に繋がるヒントが見つけられることが期待できます。相互作用によって活発な意見が出やすいことは、グループインタビューならではの特徴といえます。

グループインタビューのメリット


比較的迅速に低コストで実施できる
グループインタビューは6名程度の顧客を1箇所に集め、インタビューをする形式のため、1対1で行うデプスインタビューよりも比較的迅速に低コストで調査を実施することができます。一度に複数名の方から、まとまった意見を効率良く伺えることも、メリットのひとつです。

グループインタビュー実施の流れに関する詳細を知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

参考 フォーカスグループインタビュー(FGI)とは?


統計的な信頼性は担保できない

グループインタビューではあくまで限定的な顧客を対象とするため、バイアスがかかりやすいこともデメリットとして挙げられます。また前述の通り、他の参加者の影響を受けて、本心を話せない場合もあります。そのため統計的な信頼性は高くはありません。グループインタビューだけで判断せずに、定量的な調査と合わせて実施することが望ましいでしょう。

キャンセルなどで予定通り実施できない場合がある

インタビューを引き受けていただけることになっても、一定割合当日キャンセルや無断キャンセルが発生するため、予定していた人数で実施できない場合も想定しておく必要があります。また遅刻者がいた場合にも、別の係員を待機させたり、これまでの流れをかいつまんで説明したり、臨機応変な対応が必要となることも念頭に置いておきましょう。

グループインタビューを失敗に終わらせないために

グループインタビューを終わらせないために

以上述べてきたように、グループインタビューには注意すべき点がいくつか存在しています。それでは、グループインタビューを失敗で終えないためにはどうしたら良いのでしょうか?最後に、成功に必要な段取りをお伝えします。


スクリーニングの設問設計を綿密に行う

調査の目的を達成するために、まずはグループインタビューの対象者を選定するスクリーニング調査の設計を綿密に行う必要があります。調査目的は明確に示しつつ、的確な対象者を抽出するように計画を立てましょう。

参考 スクリーニング調査とは?


当日キャンセルや遅刻防止策を打つ

キャンセルをなるべく少なくするためには、グループインタビュー当日までに何度かコミュニケーションを取るように心掛けましょう。インタビュー実施日の決定を連絡した後は、開催日の7日前、1日前などにリマインドメールをお送りし、スケジュールを認識してもらうよう働きかけることが大切です。

また、当日の遅刻防止策については、アクセスをわかりやすく、駅徒歩◯分だけでなく駅からの道順や目印もわかりやすく記載するなどが考えられます。

不安があればリサーチのプロに頼む

グループインタビューで有益な情報を引き出すためには、モデレーター(インタビュアー)が参加者の性格を汲み、他者からの影響の受けやすさや、質問の意図の受け止め方、自己主張の程度、葛藤が起きた場合の情緒的傾向などを鑑みながら、バランス良く話を振っていく必要があります。気を遣って親切に説明し過ぎても回答を誘導するような形になってしまいますし、淡々と質問するだけでは一問一答形式になりがちなため、モデレーターの役割は重要です。

リサーチのプロであるネオマーケティングでは、グループインタビューの実績も豊富にあり、安心してお任せいただけます。調査の進行に不安のある方はご相談ください。

参考 リサーチ・市場調査なら株式会社ネオマーケティング
https://www.neo-m.jp/

まとめ

グループインタビューは、インターネット等による定量調査では測ることのできない、顧客から直接意見を伺える貴重な機会となります。有益な意見を引き出すためにはモデレーターの役割は重要であり、参加者自らが話したくなるような環境作りが求められます。デメリットで挙げたような点に注意しながら、商品・サービスの改善に繋げられるようグループインタビューを成功させましょう。

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