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リサーチの苦労が水の泡…じゃ悲しすぎる!初めてのアンケート作成、成功に導く4つの作り方ポイント

ライター:株式会社ネオマーケティング

公開日:2014年10月08日 | 更新日:2023年11月15日

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目次

「リサーチを実施したけれど、結果から何も読み取れない」…と言う方。アンケートには作り方があることをご存じですか?  今回は、初心者が作ってしまいがちなアンケートの質問を事例に出しながら、成功に導く4つの作り方ポイントをご紹介いたします。

Point 1…専門用語には解説や事例をつけてわかりやすく

【例】Q. あなたはAmazonのECサイトを利用したことがありますか?
     1.利用したことがある 2.利用したことはない


▼どこに注意すべき?▼
「ECサイト」が、インターネット上で商品やサービスを販売しているサイトのことだと知っている人は良いかもしれませんが、「ECサイト」の意味を知らない人がこれを見たら、「Amazonは使っているけれどECサイトは使っていないかも…」と、わからないまま適当に回答してしまうかもしれません。
このような事態を避けるために、専門用語や業界用語、省略語、カタカナ用語など、わかりにくい用語や曖昧な表現はないかを気にしながら、質問を考えていくことが大切です。もしそれらの言葉を使う場合は、質問の下に「※」マークを置き、簡単な解説をつけるようにしましょう。


 

Point 2…人によって解釈が変わる曖昧な表現は避ける

【例】Q. あなたは普段から百貨店に行きますか。
     1.行く 2.行かない


▼どこに注意すべき?▼
ここで何気なく使われている「普段」という言葉ですが、ある人にとっては1か月の間を普段と考えるかもしれませんし、ここ2~3年を思い返す人もいるかもしれません。人によって解釈が変わってしまいそうな表現は避けることで、正しい回答を得ることができます。
この質問の場合は、「あなたはこの半年間に百貨店に行きましたか。」と聞き、さらに、「この1ヶ月間に行った」「この3ヶ月間に行った」「この半年間に行った」「行っていない」といった回答の選択肢を置いてあげることで、明確な答えを導きやすくなります。

Point 3…すべての回答者に当てはまる選択肢を置く

【例】Q. あなたが自社の商品を知ったきっかけは何ですか。
      1.TV 2.ラジオ 3.新聞 4.雑誌


▼どこに注意すべき?▼
一見、どこにでもありそうな質問にも見えます。しかし、もしあなたの答えが用意されている選択肢に当てはまらなかったら…。無回答にすることができなければ、仕方なく何か違う選択肢を選んでしまうかもしれませんし、場合によっては回答をやめてしまうかもしれません。
また人によっては、「忘れてしまった」という人もいるかもしれないので、選択肢には「その他」や「覚えていない」を増やすなどして、すべての回答者が選べるように工夫することが大切です。

Point 4…1つの質問で2つ以上のことを聞かない

【例】Q. 自社のサイトのデザインや使いやすさには満足されていますか。
     1.満足している 2.どちらともいえない 3.満足していない


▼どこに注意すべき?▼
これもアンケート作成の際にありがちなミスかもしれません。このようにサイトの「デザイン」と「使いやすさ」について一緒に聞いてしまうと、「デザインは良いけど使いにくい」と感じている人がいた場合には回答に迷ってしまうかもしれません。
1つの文章に、2つ以上の意味や論点が含まれている質問をダブルバーレル式質問と言います。より明確に正しい答えを導くために、ダブルバーレル式質問を作らないように注意しましょう。

まとめ

ネットの普及により、最低限のコストで誰もが簡単にアンケート調査を行えるようになりました。しかし、誰でも安易に調査できるようになった反面、正しい結果を得られにくいアンケートが増えてしまっているようです。
さらには、その結果を参考にして新商品の方向付けをしたり、次の施策を決定するのであれば、マイナス影響が生じてしまう可能性もあります。
それを防ぐ為にも、アンケート調査も目的によっては専門家と呼ばれるプロに任せることが得策かもしれません。

ネオマーケティングは国内約2450万人のアンケート会員を保有するパネルネットワークを構築、ご希望の調査対象者にリサーチを実施することが可能です。
マーケティング課題を解決し、必要なデータを取得するための調査設計から、調査結果の活用まで、伴走してご支援しています。リサーチを起点に、デジタルマーケティング、PR、ブランディング支援も行っています。
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