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注目のセルフ型ネットリサーチ、利用前に知っておくべき3つの“落とし穴”

ライター:株式会社ネオマーケティング

公開日:2014年09月17日 | 更新日:2023年11月15日

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セルフ型ネットリサーチは、従来のネットリサーチよりも「早く、安く、簡単にアンケートを集計できる」ことで注目を集めています。コストと手間を考えると、たしかに優れているように見えますが、使い方を一歩間違えてしまうと逆効果になってしまうかもしれないことをご存じでしょうか?
今回は、アンケート収集の経験のない初心者の方が知っておきたい「3つの“落とし穴”」をご紹介します。

落とし穴1…アンケート調査対象を適切に設定できない場合も

セルフ型ネットリサーチは、性別、年齢や職業等の必要な条件を満たす登録者に対して、メールやWebサイトを通じてアンケート調査を行います。インターネットを利用することで、日本全国のあらゆる年齢層から、手軽に回答を集めることができるのがそのメリットです。

しかし、コストや手間をなるべく押さえようとしてセルフ型ネットリサーチ利用の検討が不十分で、調査対象が適切ではないケースも生じてしまいます。

結果をマーケティングに役立てたいというのであれば、安価なセルフ型ネットリサーチという調査にとらわれずに、よりフラットで全体を代表するような意見を得られる調査を検討すべきでしょう。


 

落とし穴2…事実とは違う答えを選ばせてしまう

誰でも簡単に作れるように感じるアンケート設問ですが、アンケート作成に慣れていない初心者が設問を作ると、誤解を与えてしまうような質問や、無意識に誘導してしまう質問を作ってしまいやすいという落とし穴があります。

セルフ型ネットリサーチの調査結果を見て、求めていた回答が集まった…と言う場合にこそ注意が必要。実は、都合の良い回答になるよう、誘導的な質問をしているということも。また、回答者が質問にある専門用語の意味をあまり理解しないまま答えを選んでしまっていたり、選択肢の表現が適切でなかったために、本来の回答と違うものを選ばせてたりすると、アンケート自体が信頼性を欠いたものになってしまいます。

落とし穴3…アンケート設計の不完全さが回答者の思考回路を混乱させる

せっかくのアンケート実施の機会と考えてしまい、1つのアンケートへ様々なテーマを入れ込んでしまうということも、セルフ型ネットリサーチを使い慣れた方にありがちな失敗です。
アンケートのテーマや設問順は、回答者の思考回路に大きく影響します。

1つのアンケートの中で、テーマが混在していたり、設問の順番が不自然な場合、
回答者の思考回路が混乱し、回答者に対して設問内容に対する誤った認識を誘発してしまう原因となります。
結果、回答内容の質の低下を招き、信用性のある調査結果が得られなくなるケースも。
設問の構成やテーマには一貫性を持ち、回答者の過去の行動に対して記憶順に設計することで答えやすさが増します。

設問設計の際に、こうしたことを判断できることが重要なのですが、セルフ型ネットリサーチではあまりに手軽に実施できてしまうため、間違った設問設計をしていても気付かなかったりします。この判断は、簡単なものではないかもしれません。リサーチの設問設計をよく知る人のアドバイスを得たり、設問設計について学び、熟慮することが、確実に聞きたいことを聞くためにも重要なのです。

まとめ

セルフ型ネットリサーチは安くて簡単にできるという点で魅力的だと言えます。しかし、そこには安易にアンケートを集めたいばかりに、陥ってしまう落とし穴があるのかもしれません。せっかくお金を払ってセルフ型ネットリサーチを行っても、アンケートの作成方法と集計の仕方を知らないばかりに、参考にならないデータしか入手できなければ、そのリサーチにかかる費用や時間は無駄になってしまいます。さらには、そのデータを信じてマーケティングに活用したことで、間違ったマーケティングをしてしまうという第二次被害も起こりかねません。
マーケティングにまで生かせる信用性の高いアンケート結果やプロジェクトや事業の方針に関わるようなデータを求めるのなら、アンケートリサーチの専門家に依頼するなど、目的に応じた正しい調査手法を用いて間違った結果が生じないようにしましょう。

ネオマーケティングは国内約2450万人のアンケート会員を保有するパネルネットワークを構築、ご希望の調査対象者にリサーチを実施することが可能です。
マーケティング課題を解決し、必要なデータを取得するための調査設計から、調査結果の活用まで、伴走してご支援しています。リサーチを起点に、デジタルマーケティング、PR、ブランディング支援も行っています。
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