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日用品・化粧品
2020年09月14日
- リリース
- データ
感染拡大前の調査と比較し、美容意識とお金の使い方を徹底調査!
コロナで変わった美容意識と支出傾向!withコロナでの美容意識と購買行動に関する調査
マスク着用で化粧をしなくなった分、高価な化粧品を購入する人増加。
50歳未満と50歳以上で化粧品使用と購入について意識の差あり!
生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回2020年8月20日(木)~2020年8月21日(金)の2日間、20歳~79歳の女性1100人を対象に「withコロナでの美容意識と購買行動」をテーマにしたインターネットリサーチを実施いたしました。
調査背景
新型コロナウイルス感染拡大によって、外出機会の減少、外出時マスクの徹底がなされるようになり、化粧や美容への意識が変化したのではないでしょうか。また、一部の化粧品がこのコロナ禍で大きく減少したのは、周知のことかと思います。今回は、全国の20歳~79歳の女性に対し美容の意識とお金のかけ方に関する調査を行ないました。調査内容は2020年3月に50歳以上の女性500人に調査した内容に、新型コロナウイルスの影響とオンラインでの購入実態を調査する設問を追加し、一部前回調査と比較できるように設問設計を行ないました。さらに調査対象を20歳以上とし、あらゆる年代の美容事情を把握する調査としています。ぜひ報道の一資料としてご活用ください。
調査概要
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20歳~79歳の女性を対象に実施
有効回答数:1100名(50歳未満600名、50歳以上500名)
調査実施日:2020年8月20日(木)~2020年8月21日(金)
◆「withコロナでの美容意識と購買行動に関する調査」主な質問と回答
◆マスク装着時に装着部位にメークをしなくなった?:「あてはまる」が4割以上!
マスク装着時に装着部位にメークをしなくなったかについて聞いたところ、「あてはまる」と回答した方は50歳未満の方で48.5%、50歳以上で41.2%となっている。マスクを外す機会が少なくなったことによるメークへの変化が顕著に出ているといえるだろう。
◆オンラインで使ったことがない化粧品を購入するのは不安
自分の肌で試すというプロセスが購入時に重要な化粧品は、オンラインで新しい商品の購入を促すことが難しい。実際、今までに使ったことがない化粧品をオンラインで購入したことがある人は4割ほどしかいない。今まで使ったことがない化粧品をオンラインで購入した理由は、口コミ・評判、ブランドへの信頼が大きく、これらが消費者の不安要素を和らげるものであることがわかる。
新型コロナウイルスの影響で、店舗側での売り方だけでなく、消費者の化粧の仕方にも変化が表れている。D2Cという動きもあるように、今後オンラインでの購入体験はますます重要になる。消費者が抱える購入時の不安を解消し、購買体験を成功に導くサービス提供の仕方が今問われているのではないだろうか。
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Q1.あなたが、美容に関して力を入れて取り組んでいることをお答えください。(複数回答)【n=1100】
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美容に関して力を入れて取り組んでいることを聞きました。上のグラフは、上位10項目でそれぞれ作成し、50歳以上の回答は前回結果もグラフ化しています。
年齢問わず、睡眠、食生活、水分補給、UV対策などの項目が上位にきています。特に50歳以上でその傾向が強く、美容のためのケアというよりは、生活習慣や日々の習慣を正すことが結果的に美容につながるという意識があるのでしょう。
50歳未満の回答で「眉、うぶ毛、鼻毛などのケア」があることは印象的です。脱毛サロンに通うことが一般化しつつある中、脱毛含めた毛のケアが美容として捉えられていることがわかります。
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Q2.あなたが、美容に関して以前と比べて気にしていることをお答えください。(複数回答)【n=1100】
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美容に関して以前と比べて気にしていることを聞きました。上のグラフは、50歳未満と50歳以上、それぞれ上位10項目で作成しています。年代ならではの肌の悩みが表れています。50歳未満は毛穴の開き、ニキビなどの「肌トラブル」関連やテカリ・べたつき、乾燥などの「肌質」の悩みを抱えている人が多い一方で、50歳以上はシミ、シワ、たるみなど「老い」を感じさせる悩みを持っている人が多いことがわかります。 -
Q3.あなたが直近1か月で使用しているメーク商品をお答えください。(複数回答)【n=1100】
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直近1か月で使用しているメーク商品を聞ました。日焼け止めが上位に来ており、季節性が表れています。50歳未満と50歳以上を比較すると、使用している化粧品の種類に違いがあることがわかります。マスカラ、チークアイライナー、フェイスパウダーなどは50歳未満の使用割合が高いことがわかります。
次に50歳以上の結果について前回調査結果と比較すると、「口紅・グロス・リップ・ルージュ」「チーク」の2項目の使用率が大きく減少していることがわかります。これらはマスクに覆われる肌範囲の化粧品であることからも、新型コロナウイルスによる影響だといえそうです。
今後もしばらく続くであろうマスク着用生活。これらの使用が落ち込んでいる商品群については、今の消費者の生活スタイル、意識を踏まえたうえで今後のマーケティング施策を考える必要があるでしょう。
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Q4あなたが直近1か月で使用しているスキンケア・基礎化粧品をお答えください。(複数回答)【n=1100】
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直近1か月で使用しているスキンケア・基礎化粧品をお聞きしました。オールインワン化粧品やリップケア商品は、50歳未満と50歳以上で使用割合が異なっています。
前回調査と比較すると、50歳以上のリップケア商品の使用が新型コロナウイルスの影響を受けて減少しています。50歳未満は依然として5割以上の高い使用割合を保っています。リップへのメーク機会が減った分、ケアする必要性が減った可能性があります。
一方スキンケア・基礎化粧品は、メーク商品のように外出機会の減少やマスク着用によって使用量と使用範囲に影響を受けない分、全体的に新型コロナウイルス感染拡大の影響が少ないことがわかります。
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Q5.あなたは化粧品を購入する際、何を重視して選びますか。※ご自身で購入されない方も、購入する場合を想定してお答えください。(複数回答)【n=1100】
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化粧品を購入する際、何を重視して選ぶかについて聞きました。50歳未満と50歳以上では、順位の差こそあれ、上位5項目の内容に変化は見られません。価格、効果効能、購入の利便性など、主要な重視点が並びます。
特徴的なのは、50歳未満の方の「ネットでの評判」です。特に若い年齢向けの商品は、インターネット上で購入されることを前提としたうえで、ネット上のクチコミや評判にも注意を払う必要があります。
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Q6.オンラインショップで化粧品を購入する際の不安点としてあてはまるものをお答えください。(複数回答)【n=1100】
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オンラインショップで化粧品を購入する際の不安点について聞きました。まずオンラインショップで購入する時にネックになるのは、「自分の想定した商品であるか」ということです。特に、色、肌なじみ、使用感等、実際に店頭で試すことが購入プロセス上に強く位置付けられている化粧品のような商品の場合、この懸念は特に大きいのではないでしょうか。
信頼できるサイト・企業であるかどうかということも、生活者にとって非常に重要です。この購入サイトはそもそも信頼がおけるサイトであるのか、だまされたりしないか、運営会社は信頼できるか、注文した商品は正規品で確実に届けられるのかなど、生活者は懸念しています。口コミや評判の信ぴょう性も見ています。企業はこれらのオンラインショッピングにおける生活者の不安を解消するために、適切なコンテンツ、説明を行う必要があります。
※続きはダウンロードしてご覧ください。
■この調査のその他の質問
・普段、どのようなことにお金を使うか(複数回答)
・美容に関して、どの程度興味関心があるか(単数回答)
・美容に関して、どこから情報を得るか(複数回答)
・どのような時に化粧、メークをするか(複数回答)
・自身の化粧、メークに対する満足度はどうか(単数回答)
・自身が1か月に自由に使える金額と1か月に美容に関して使う金額はいくらか(単数回答)
・化粧、メークをする理由は何か(複数回答)
・直近1か月で使用している化粧品について、以前使用していた化粧品と購入する商品が変わった
化粧品はあるか(複数回答)
・直近1か月で使用しているスキンケア・基礎化粧品について、以前使用していたスキンケア・基礎化粧品と比較して価格はどのように変化したか(単数回答)
・直近1か月で使用しているメーク化粧品について、以前使用していたメーク化粧品と比較して価格はどのように変化したか(単数回答)
・新型コロナウイルス流行前と比較して、直近1か月で使用しているメーク商品の使用頻度はどうなったか(単数回答)
・オンラインショップで購入しているメーク商品は何か(複数回答)
・オンラインショップで今までに使用したことがない化粧品を購入したことがあるか(単数回答)
・今までに使用したことがない化粧品をオンラインショップで購入した理由は何か(複数回答)
など
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<例>「総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
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