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2015年01月08日

  • リリース

過去に年1回以上コースを回っていたが、現在まで5年以上コースを回っていない45歳以上の男性400人に聞いた

ゴルフ離れに関する調査

ゴルフを始めたきっかけ第1位は「誘われたから」。約半数が回答。ゴルフ離れの理由は「お金の問題」と「技術レベルの問題」

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武蔵野美術大学身体運動文化研究室北徹朗准教授と総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)は、「ゴルフ離れ」をテーマとした共同調査を実施しました。今回、2014年12月10日(水)~2014年12月12日(金)の3日間、45歳以上の過去に年1回以上ゴルフ(ラウンド)をしていたが、現在まで5年以上コースを回っていない全国の男性400人を対象にインターネットリサーチを実施いたしました。

調査背景

冬は食べたり飲んだりする機会が増え、寒さのために運動量が減り、そろそろ正月太りを実感している方も多いのではないでしょうか。「若いころはゴルフなどの運動をしていたけど・・・」という方もいらっしゃるでしょう。日本のゴルフ人口は1992~1993年頃をピークに減少が続いてきましたが、過去にゴルフをプレーしていた人がゴルフをやめてしまった理由については不明な点が多く残されています。
そこで、過去に年1回以上コースを回っていたが、現在まで5年以上コースを回っていない全国の45歳以上の男性400名に対して「ゴルフ離れ」に関する調査を行ないました。
報道の一資料として、ぜひご活用ください。

調査概要

調査の方法:株式会社ネオマーケティングの運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施

調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の過去に年1回以上ゴルフでコースを回っていたが(ラウンド)、現在まで5年以上コースを回っていない全国の男性45歳以上を対象に実施

有効回答数:800人

400人

調査実施日:2014年12月10日(水)~2014年12月12日(金)

「ゴルフ離れに関する調査」 主な質問と回答

◆ゴルフを始めたきっかけは?

第1位は「誘われたから」で47.0%の方が回答。
年代で比較をすると「45歳~49歳」が55.6%で最多。
第2位は「会社でのイベントで」となり34.5%の方が回答。

◆ゴルフコースを回らなくなった理由にあてはまるものは?

「あてはまる」、「まああてはまる」の合計値で最も多い回答は「プレーフィー(料金)が高い」となり全世代で1位となった。
第2位は「用具価格が高い」。
第3位は「所得が減った」と金銭に関する項目が上位3項目となった。

≪プレーフィー(料金)が高い≫

≪プレーフィー(料金)が高い≫

  • Q1. あなたがゴルフを始めたきっかけをお答えください。(複数回答)【n=400】

  • Q1. あなたがゴルフを始めたきっかけをお答えください。(複数回答)【n=400】
    過去に年に1回以上コースを回っていたが5年以上ゴルフをしていないというゴルフ離れをした45歳以上の男性に対し、ゴルフを始めたきっかけをお聞きしました。最も多い回答は「誘われたから」となり47.0%の方が回答しました。年代で比較をしてみると、「45歳~49歳」が最も多く55.6%の方が回答しています。次いで「会社でのイベントで」となり34.5%の方が回答しました。こちらは「60歳~64歳」の方が多く、41.4%の方が回答しました。ゴルフを始めたきっかけは年齢によって差があるようです。

  • Q2. あなたがゴルフコースを回らなくなった(ラウンドしなくなった)理由をそれぞれお答えください。(単数回答)【n=400】

  • Q2. あなたがゴルフコースを回らなくなった(ラウンドしなくなった)理由をそれぞれお答えください。(単数回答)【n=400】
    ゴルフコースを回らなくなった理由をあげ、それぞれどの程度あてはまるかを5段階評価で評価していただきました。「あてはまる」、「まああてはまる」の合計値の上位10項目をピックアップしました。最も多い回答は「プレーフィー(料金)が高い」となり全世代で1位となりました。次いで「用具価格が高い」、「所得が減った」と金銭に関する項目が上位3項目となりました。一方でお金に関わらない部分では「うまくならなかった」という回答が上位に来ており、技術的な問題も大きな要因であることがわかりました。また、健康スポーツのイメージのあるゴルフで「健康を害した」という要因も挙げられています。

  • ≪プレーフィー(料金)が高い≫

  • ≪プレーフィー(料金)が高い≫
    ゴルフコースを回らなくなった(ラウンドしなくなった)理由で上位3項目をピックアップして見てみると、≪プレーフィー(料金)が高い≫に関しては「大変あてはまる」と回答した方が若い年齢の方ほど多い結果となっています。「45歳~49歳」の方が31.1%「大変あてはまる」と回答したのに対し、「70歳以上」の方は9.7%と21.4ポイントの差となりました。また、「まああてはまる」と回答した方と、「大変あてはまる」と回答した方を合わせると「50歳~54歳」の方が最も多く、70.6%の方となりました。

  • ≪用具価格が高い≫

  • ≪用具価格が高い≫
    ≪用品価格が高い≫を年代別で比較をしてみると、「大変あてはまる」と回答した方は「45歳~49歳」が最も多く33.3%となりました。≪プレーフィー(料金)が高い≫と同じく、若い年齢の方ほど多い結果となっています。「まああてはまる」と回答した方と合計すると、「45歳~49歳」が66.7%で最も多い結果となりました。

  • ≪所得が減った≫

  • ≪所得が減った≫
    ≪所得が減った≫という項目では「大変あてはまる」と回答した方が最も多い年齢は「55歳~59歳」となり、26.9%の方が回答しました。「まああてはまる」と回答した方を合わせても「55歳~59歳」の方が最も多く43.6%の方が回答した結果となりました。

  • Q3. あなたは「またコースを回る(ラウンドする)ゴルフをやりたい」と思いますか。あなたのお気持ちに近いものをお答えください。(単数回答)【n=400】

  • Q3. あなたは「またコースを回る(ラウンドする)ゴルフをやりたい」と思いますか。あなたのお気持ちに近いものをお答えください。(単数回答)【n=400】
    「またコースを回る(ラウンドする)ゴルフをやりたい」と思うかとお聞きしたところ、「またやりたいと思う」と回答した方が全体では12.3%に留まる結果となりました。「まあやりたいと思う」と回答した方が17.0%で合計、29.3%のみがまたゴルフをやりたいと思っていることがわかりました。年齢で比較をしてみると、「またやりたいと思う」、「まあやりたいと思う」と回答した方が最も多い年齢が「50歳~54歳」となり、41.2%が回答しました。一方、「あまりやりたくない」、「全くやりたくない」と回答した方が最も多い年齢は「65歳~69歳」となり、66.3%がやりたくないと思っているようです。

北徹朗先生コメント

2016年リオデジャネイロ五輪から「ゴルフ」が112年ぶりに正式種目に復活します。しかしながら、日本ではゴルフ人口は停滞が続いてきました。
『レジャー白書』(日本生産性本部)によれば、日本のゴルフ人口(コースラウンド)は1992年に約1480万人だったものが、2012年には約790万人と、20年間で約690万人もの減少が報告されています。これまで、ゴルフ業界では新規ゴルファーの開拓に主眼が置かれることが多く、ゴルファーの離反理由については、明確なデータがなく不明な点が多く残されていました。
今回の共同調査により、具体的な基礎資料を収集することができました。調査項目は、北がゴルフ離反者に対して実施したインタビュー調査をもとに抽出した内容でしたが、調査の結果、「プレーフィー(料金)が高い」、「用具価格が 高い」、「所得が減った」など【お金の問題】が上位に挙げられました。次いで「うまくならなかった」という【技術レベルの問題】が多く挙げられる結果となりました。
これまで、一般的にゴルフ離れの大きな理由であるとよく言われてきた、「接待ゴルフ」や「社内ゴルフ」の減少、といった項目は想像したほど多くは挙げられませんでした。
年代別に「ゴルフをやめた理由」を見ると、特に70代以上については「健康を害した」という回答が顕著に多い結果となりました。
ゴルフは、その殆どが歩く運動で、ボールを打っている時間はほんの2~3分に過ぎません。このように、ゴルフは歩行が中心であり、健康づくりの運動としても 推奨されてきました。そして、ゴルフは「生涯スポーツ」の代表格とよく言われてきましたが、健康を害してやめざるを得なかった人が意外にも多い現状が今回 の調査により見えてきました。
「またゴルフをやりたいか」という質問では、全体の約3割が「まあやりたいと思う」または「やりたいと思う」と回答しました。一見すると少なく感じますが、離 反者数(約690万人)のうちの約3割が「再びゴルフをやりたい」と考えていると推計するならば、離反者層のゴルフプレーへの再接近が市場に与えるインパクトは大変大きなものであると考えることができます。
今回の調査結果から、「ゴルフはお金がかかる」という固定イメージを払拭するようなPRや、これからゴルフを始める人や初心者が上達を目指すにあたり、理解 しやすい指導内容や情報を整理することも必要だと思われます。また、生涯に渡ってゴルフに親しむためにはどのような仕組みやシステムが望ましいのか、お互いに知恵をしぼる必要があるでしょう。
今回の調査結果を踏まえて、今後さらに詳しい調査を実施したいと考えています。

北徹朗先生プロフィール

北徹朗先生 所属 武蔵野美術大学 身体運動文化研究室 准教授
学位 博士(医学)(昭和大学)
その他の所属
中央大学保健体育研究所 客員研究員
日本ゴルフ学会 理事
日本運動・スポーツ科学学会 理事
大学ゴルフ授業研究会 世話人代表

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