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アンケートにおける回答精度チェック設問の効果 回答精度チェック設問追加で5%の誤答を有効回答から除外可能
2024年07月03日
株式会社ネオマーケティング(東京都渋谷区、証券コード4196、代表取締役 橋本 光伸、以下ネオマーケティング)は、慶應義塾大学SFC研究所戦略的データ分析ラボと連携し、消費者調査の品質向上を目的とした新たなプロジェクトを発足いたしました。
限られた調査費用の中で市場や消費者理解、消費者インサイトの探索、コンセプト評価や施策の効果測定を行う顧客企業に対し、より高品質な調査データを提供し、最適な意思決定を支援するために今回は、インターネットリサーチによる、回答精度チェック設問の効果を検証しました。
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主な結果
①回答精度チェック設問によって検出された回答者は16%
②回答精度チェック設問で検出された回答者の内、架空企業の認知者が30%
③この不正回答者は全体の5%を占める
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【調査概要】
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:全国の20歳以上69歳以下の男女
有効回答数:1,556名
調査実施日:2024年5月29日(水)~2024年5月30日(木)
回答精度チェック設問
都市の選択肢から、日本の都市を全て選ばせる設問
回答精度チェック設問で検出された方の不正回答者の確からしさ
回答精度チェック設問で検出された(n=248)と検出されていない(n=1308)の企業認知の回答比較
回答精度チェック設問で検出された(n=248)の人の3人に1人に不正回答が疑われる
不正回答定義:①②いずれか該当
① 架空の企業(アカバテック、ギンガコム)を知っていると回答した方
② 上記には1つもないと回答した方(誰でも知っているであろう企業のため)
総括
回答精度チェック設問を設けることは、不正回答者を除外する意味で一定効果があるという結論を持った。
指示通りに回答できない人は、設問をきちんと読んでいない/理解せず回答している人と考えることができる。
さらに、その人のうち3人に1人がダミーの企業を知っている、有名企業をひとつも知らないと回答している。
これは、全体の約5%を占めることから、指示通りに回答できない人を有効回答から除外することは回答精度を高めることにつながる。
ネオマーケティングでは、今後この回答精度チェック設問にて検出されたサンプルを有効回答から除外することを標準化していきます。
■株式会社ネオマーケティングについて
会社名:株式会社ネオマーケティング
所在地:東京都渋谷区南平台町16-25 養命酒ビル
代表者:代表取締役 橋本 光伸
証券コード:4196(東京証券取引所 東証スタンダード)
事業内容:マーケティング支援事業
(ブランド戦略・マーケティングリサーチ・WEB広告・PR・コールセンター・コンテンツマーケティング)
URL:https://neo-m.jp/
【本リリースに関するお問い合わせ先】
ネオマーケティング広報事務局 担当:中野
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