Company interview企業インタビュー
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- 株式会社ヌーラボ マーケティング部 原田 泰裕様、尾藤 隆宏様
コンテンツ作成支援で実現した戦略立案の機会創出
リサーチ結果納品のみでは終わらない一気通貫体制とは?
株式会社ヌーラボ マーケティング部 原田 泰裕様、尾藤 隆宏様
設立:2004年3月29日
事業内容:チームのコラボレーションを促進するサービスの開発・提供
従業員数:146名(2022年4月30日現在、グループ全体)
「“このチームで一緒に仕事できてよかった”を世界中に生み出していく。」をミッションに掲げ、プロジェクト管理ツール「Backlog」やオンライン作図ツール「Cacoo」、ビジネスチャットツール「Typetalk」とセキュリティオプション「Nulab Pass」を提供する「ヌーラボ」様。
ネオマーケティングでは、ブランド認知度をはじめとした各種調査に加え、今年6月からはコンテンツ制作のサポートもさせていただいています。
今回は、マーケティング部の原田様と尾藤様に、調査へのこだわり、コンテンツを外注する価値、そしてネオマーケティングを選んだ理由を伺いました。
リサーチはデータをいかすもの、「結果」に結びつけるもの
―まずは、原田様、尾藤様の業務内容を教えてください。
原田様 私はマーケティング部に所属し、「Backlog」をはじめとしたヌーラボの各サービスをコンテンツを通して広く知ってもらうための活動を行っています。具体的には、コンテンツの戦略立案から制作までを担当しています。
尾藤様 私も原田と同じマーケティング部なのですが、業務内容としては各プロダクトサイトのUI・UXの改善や新規リード獲得のための広告運用などを行っています。
―現在、ヌーラボ様には調査からコンテンツ制作まで、さまざまなご依頼をいただいていますが、そもそものきっかけはなんだったのでしょうか?
原田様 じつは私、前職でネオマーケティングさんにお世話になったことがあるんです。その経験から「調査するならネオさんに」ということで、こちらからご連絡したのが最初です。
―それが…2021年ですね。
原田様 リサーチは得られたデータを使いこなすことが重要で、なにかしら「結果」に結びつくものにすべきです。しかし、調査結果から、分析、施策まで一気通貫で提案していただけるリサーチ会社はなかなかないと思います。
その点、ネオマーケティングさんは調査結果を踏まえて、戦略のアイディアや課題解決の具体策をさまざまなフェーズで提案してくれます。
―提案力を評価いただけるのは、とても光栄です。
原田様 マーケティングリサーチの価値を最大化する一歩先を見据えた提案は、パートナーとしてとても心強いですよ。
加えて、ネオマーケティングさんは、自社サイトで定期的にリサーチに関する情報を発信されていますよね。きちんとアップデートされた情報を常に持っているというのは大きな強みだと思いますし、そこにも魅力を感じています。
調査で確信した「認知度の向上」と「価値の訴求」の2軸の重要性
―定期的に「Backlog」のブランド認知度やイメージ調査、TVCMの効果測定調査などをご依頼いただいています。現在、進めている調査についてお聞かせください。
尾藤様 現在は「Backlog」の満足度調査と合わせて、マーケットの実態調査をお願いしています。タスクや工数、進捗などを管理する「プロジェクト管理ツール」は市場にどの程度認知されているのか? そもそも、プロジェクトの進捗や課題を管理する必要性を感じている方はどのくらいいるのか? 市場感を知りたくて調査をお願いしました。
―改めて、市場調査を行ったのはどうしてですか?
尾藤様 広告配信をしているLPのキービジュアルに「80.8%が使いやすいと答えた」といったキャッチコピーを掲げているのですが、以前の調査から期間が経っていることもあり、改めてユーザー目線で「Backlog」の強みや価値を踏まえたコピーに変えようとなりまして。
ちょうど先日、調査結果のベータ版データを納品いただいたところです。まだ、精査できていないのですが、調査をすると発見がありますね。
ーどんな発見がありましたか?
尾藤様 「やはり」ではあるのですが、プロジェクト管理ツール自体を認知している方、価値を感じている方はまだまだ少ないですね。
ただ、そこに「気づき」を与えることができれば、もっと弊社のサービスも利用してもらえる。認知度をあげること、そして、認知はしていても使っていない方にきちんと魅力や価値を伝えること、この2軸が必要だという認識を新たにしました。このあと、ネオマーケティングさんから提出いただける詳細な分析も楽しみにしています。
コンテンツ制作の外注で得られた「戦略を考える時間」
―調査とは別に、今年6月からはコンテンツ制作の依頼もいただいていますね。
原田様 調査の相談をしているとき、「コンテンツ制作のチームができた」という話を聞きまして。まさにそのとき、私自身、コンテンツ制作のリソース不足に直面していたんです。
コンテンツの文章作成についてはフリーライターさんに発注をしていたのですが、企画を考え構成案に落とし込むまでは私がやらなくてはいけなくて。これに相当の時間を取られていたんです。
―構成案に落とし込むまでにどのような作業が発生するのですか?
原田様 たとえば記事コンテンツだと、まずキーワードを設定し、そのキーワードで検索をすると、どういうコンテンツがGoogle検索上位に上がるのかを確認し、さらにサブワードを考えて、またチェックをして…といった作業があります。
でも、ネオマーケティングさんには、テーマだけお伝えすれば記事構成もキーワード対策までお任せできるので、お見積りを見て、「この金額だったら、頼まない理由はない。絶対に任せたほうがいい!」と思いました(笑)。
―それは大変ですね…
原田様 私のチームは記事コンテンツだけでなく、事例インタビューやホワイトペーパー、セミナー資料の作成など、コンテンツ全般を担当しています。トライアルから購入、購入後ずっとお客様により満足していただくためのコンテンツを作っていかなくてはなりません。
お客様の行動や認知、知覚を考え、行動変化を促すために「どういうコンテンツを作るべきか?」を考える必要がありますが、そこまで手が回っていませんでした。
―どうしても、目先の作業に追われてしまう?
原田様 コンテンツが間に合わないとなれば、自分で作ってしまうこともありました。しかし、ネオマーケティングさんに外注したことで、おそらく10時間以上私の「考える時間」を確保できたと思います
コンテンツマーケティング全体の設計を考える時間を持つことができ、戦略ある設計のもとコンテンツを作れるようになったんです。この変化は単純に時間ができたこと以上のメリットをもたらしています。
―納品された記事の仕上がりはどうでしたか?
原田様 記事コンテンツに関しては、構成のクオリティは高いし、スピード感も早いし、非常に素晴らしいです。
6月から月5本ペースで、現在まで10本納品いただいていて、話題もさまざまですが、テーマからズレることなくまとめてくださっています。原稿内容も社内で複眼チェックをするのですが、修正もほとんどないんじゃないかな。
おそらくライターさんが複数人いて、テーマにマッチした方をアサインしてくださっているのだと思いますが、安心してお任せできています。
―課題の解決にお役に立ててよかったです。
目指すのは「コラボレーションワークの最大化」
原田様 そういえば先日、とてもうれしいことがあって。お客様から「Backlogニュースの記事、おもしろいですね。いつも更新を楽しみにしています」と言われたんですよ。
―こちらとしてもうれしいです! ではこの先、ネオマーケティングに期待することはありますか?
原田様 コンテンツに関しては、基本的にこちらからテーマを投げて記事コンテンツを作成いただいているんですが、先ほどお話したように「アップデートされた情報を持っている」というのがネオマーケティングさんの強みだと思うので……その強みを最大に発揮して、弊社のコンテンツを一緒に作っていっていただければと思います。
尾藤様 調査についても同様ですね。タスク管理ツールは導入すればダイレクトに売上が上がる、というものではないので、社内稟議が通りにくいんです。でも、目指しているのは「使ったほうがいいよね!」「あると全然違うよね!」といわれるツール。製品の特性上、どうしても機能面の訴求がメインになりがちですが、もっと感情に訴えていきたいと考えています。
そのとき、インサイトをどう掘り下げ、どうアピールしていくべきか? プロダクトサイトのコピーなどを一緒に作り上げていけたらと思います。
―最後に、会社としての今後の展望をお聞かせください。
原田様 「コラボレーションワークを最大化していく」というのが目標ですね。「コラボレーション」といってもいろいろあります。「Backlog」を使えば、「社内のコラボレーション」が生まれ、部署を超えて一つのプロジェクトに対して同じ方向を向くことができる。また、「Backlog」だけじゃなく、「Cacoo」や「Typetalk」も一緒に使っていただくことで、さらなる価値を提供できる「ツールのコラボ」もあるし、自社ツールだけでなく他社のツールのコラボだってありえるはずです。そんな環境づくりを進めていきたいですね。
尾藤様 同じ建物の中で働いていても、リモートワークで遠くにいても、同じ部署でも、別の部署でも、何ひとつ変わりなく作業ができる環境が「コラボレーション」です。
職場で机を並べているような状況をどんな環境にあっても作り上げることができれば、プロジェクトは進むし、いいものがどんどん生まれていく。これが、弊社の思想ですから、そのためにサービスを高めていきたいですね。
―我々もヌーラボ様に「ネオマーケティングと一緒に仕事ができてよかった」と思っていただけるよう、今後もさまざまなサポートをさせていただきます。本日は本当にありがとうございました!
ネオマーケティング担当者から
私が営業の時にお問い合わせをいただきヌーラボ様にお会いしてから今に至るまで、複数の調査でご一緒させていただきました。
現在私が担当しているコンテンツマーケティングでもご相談をいただき、ヌーラボ様のマーケティング活動に継続して携わらせていただいていていることを大変嬉しく思っています。
今後とも、ヌーラボ様のお困りごとやお悩み・実施したいことベースでお話をお伺いし、引き続きお力添えができたらと思っています。(A・K)
「顧客満足度調査」を始め多くの調査を経て、リサーチPRという形で貴社のPR活動に携われましたこと、大変光栄に思っております。
引き続き、貴社の「コラボレーションワークを最大化していく」目標に少しでも貢献できるようお力添えができますと幸いです。(Y・T)
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