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Company interview企業インタビュー

お客様との取り組み事例とインタビューをご紹介します。

調査を基にしたストーリー性のあるPR施策がメディアに好評。メーカーの垣根を越えた取り組みへと発展

ダイキン工業株式会社 サービス本部 企画部 技術グループ  水倉忠幸様、松部真季様
設立:1934年2月11日(創業:1924年10月25日)
事業内容:空調・化学・フィルタを柱に事業を展開
従業員数:連結84,870名(2021年3月31日現在)

「スイッチオン!」キャンペーンのPRを支援

エアコンメーカーであるダイキン工業株式会社。2016年から行う「スイッチオン!」キャンペーン(※)は、エアコンが本格的に稼働する夏前に一度試運転をし、現在のエアコンの状態を確かめておこうと呼びかけるものです。ネオマーケティングは、本キャンペーンを広くPRすべく、アンケート調査に基づいたPR資料の作成をお手伝いさせていただいています。 
「続けていて本当によかった」とおっしゃるのは、本キャンペーンの立ち上げから担当されているサービス本部の水倉様。同じく担当されている松部様とともに、取り組みのきっかけや当社とのやり取りについてなど、率直に伺いました。 
 
※「スイッチオン!」キャンペーン公式ホームページ

まずはキャンペーンを発足。そして見えてきた課題

―所属されている部署と主な業務内容について教えてください。

水倉様 ダイキンは、「空気で答えを出す会社」として空気の可能性を信じて追い求め、新しい価値を加えてこれまでになかった空気を世界へと届けることを信条としています。 
その中で私たちが所属するサービス本部企画部技術グループは、サービスの品質改革を推進する立場です。真のお客様満足を目指し、地域・用途ともに業界をリードすべく、エンジニアの支援や調査に取り組んでいます。

―「スイッチオン!」キャンペーンはどのような経緯でスタートしたのでしょうか。 

水倉様 エアコンは季節性商品ですので、稼働シーズン、特に夏場においてサービスのご依頼が集中し、ご希望通りの修理訪問が難しいケースが多々見受けられました。そこで、使い始めに不都合を発見するケースが多いことに着目し、本格稼働前の試運転を呼びかけ、ご依頼集中によってお待たせしてしまうことを少しでも解消できないかと考えたのです。また、有事の際には余裕をもってご依頼いただくことも訴求しております。 
キャンペーン発足として、まずは2016年にサイトを立ち上げました。ただ、それまでキャンペーンの前例がなかったので、最初は文字通り「立ち上げた」だけ。わずかな集客のみで、「これでは全然広まらない。どうしたものか」と思っていた時にネオさんからご提案いただいたんです。

トレンドに寄り添ったストーリー性のある提案が新鮮

―弊社は2017年からお手伝いさせていただいています。具体的に進めて行く中で、どのようにお感じになられましたか。 

水倉様 PRは全くの素人でしたので、調査をしてその結果をPR資料に落とし込む、という提案ひとつとっても「なるほど、そういうやり方があるのか」と、とても新鮮でした。ユーザーが見たときにしっかりと腑に落ちるような言い回しであったり、メディアに取り上げていただけそうなトレンドに絡めた話題であったり。単に「試運転をしてくださいね」と呼びかけるだけではない背景を大切にしたPR施策で、とてもいい気づきを与えていただいたと思っています。 

―調査内容についてはいかがでしたでしょうか。 

水倉様 毎年テーマに沿った質問を投げかけているのですが、いつも新しい発見があって参考になります。例えば、去年はコロナ禍において在宅時間が増えたことに着目したらどうか、と提案いただきました。きっとエアコンの使用頻度も増えたであろうとまずは仮定し、「どの程度エアコンを使いましたか?」という質問を投げかけたんです。すると、なんと通常時の2倍近くの使用頻度だと発覚しました。そんなに使われているのであればフィルターも絶対に汚れていますから、まずは「エアコンを掃除しましょう」と呼びかけ、掃除のついでとして「試運転もしてくださいね」と繋げていった。こういったストーリー仕立ての提案を毎年いただけていて、とても興味深いです。

続ける中で認知度がどんどん向上。他社からも注目されるキャンペーンに

―松部様は2年前から本キャンペーンを担当されていると伺いました。率直なご感想をお聞きしたいです。 

松部様 まずは「試運転をしてみよう」と思える動機がすごく大切だと感じました。そのきっかけになるような情報を発信していきたいと思っている中で、ネオさんは「ヒントになることを教えてくださる会社」という印象で、すごく頼りにしています。 
それに、ニュースリリース1本出すだけで、これだけ緻密な調査が必要だということも私自身驚きでした。しっかり調査をした上で納得性のある文章を構築し、動機付けをしていかないときちんとしたPRには繋がらない。ネオさんの進め方を見る中で、私自身もすごく勉強になっています。 

―メディアでの露出も増えておられると伺いました。 

松部様 はい。説得性のあるリリースを打ち出していったことで、ありがたいことに年々取り上げていただく機会が増えています。最初はサービス本部が単独で行っている、いわば小さなキャンペーンだったのが、メディアに取り上げていただき規模が大きくなる中で、総務や広報も「スイッチオン!」にしっかり目を向け協賛してくれるようにもなりました。最近は家電メーカーさんや環境省、業界団体にも「スイッチオン!」を認知いただき、社内外から支援や協力が得られるようになりました。

とにかくレスポンスが速い。デジタルマーケティングにも満足

―弊社の仕事の進め方にはどのような印象をお持ちですか? 

水倉様 いつもレスポンスの速さには驚かされています。何か投げかけた際には素早くご回答いただき、とてもスムーズに仕事が進んでいますね。提案に関しても、これまで全面否定したことは1回もないと思います。また多少の無理難題でもトライする姿勢をお持ちなので、安心感を持って仕事が進められます。コンサル的な観点や、世間の動向から見た適正な提案など、あらゆる視点から提案をいただけている印象です。 
 
―ありがとうございます。2021年度はデジタルマーケティングもご依頼いただきました。こちらについてのご感想も伺えますでしょうか。 

水倉様 ネット上での拡散を主な目的として行うことにしました。2018年から行っているGoogleディスプレイ広告は定評もあり継続的に掲載していますが、ネオさんにお願いした2021年は前年よりもアクセス数がぐっと増えましたね。2018年の開始当初と比べると約220%増と満足のいく結果となっています。一般家庭用に加え業務ユース向けのターゲット開拓にもトライいただき、こちらに関してもアクセス数増加に繋がりました。

「スイッチオン!」認知度向上のよきパートナーとして今後も期待

―来年度に向けてはいかがでしょうか。 

水倉様 社内の協業者や理解者、同じ志を持つ部署と連携しながら、これからも続けていきたいと考えています。というのも、「スイッチオン!」キャンペーンはダイキンの使命のようにも感じているからで。ダイキンの商品に限らず、エアコンをお使いの全ての方の利益になる情報がお届けできよう、損得勘定なしにしっかりと推進すべきだと確信しています。 

松部様 他社メーカーのお客様とダイキンが直接的に繋がることはできないけれど、エアコンを使う上でのお役立ち情報を盛り込んだ「スイッチオン!」キャンペーンなら、メーカーの垣根を超えて全てのエアコンユーザー様の支えになれます。空調専業メーカーとして、スイッチオンが世の中の当たり前になるよう活動を続けていきたい。そのためにも、ネオさんはよきパートナーとして、今後も引き続きご協力いただきたいなと思っています。 

ネオマーケティング担当者から

『スイッチオン!』が世の中の当たり前になるように、全力を尽くします。

ダイキン工業様とは2017年から『スイッチオン!』キャンペーンのお取り組みをさせて頂いており、特に2021年はテレビにも多数取り上げて頂くなど、大きな反響がありました。
本施策は、夏季シーズン前にエアコンの試運転をすることで、エアコンの不具合を発見し、メーカーへの夏場のサービス依頼の分散化につなげているものです。こういった啓蒙活動を業界の先陣を切って取り組まれている姿は、まさしくダイキン様のビジョンにもある『「空気」と「環境」の新しい価値』を世の中に発信しているのだと思います。
この『スイッチオン!』の発信の中には、エアコンのお掃除の仕方やお手入れ方法など、情勢以外にも生活者のメリットも合わせて訴求していますが、2021年はダイキン様にもご協力いただき、動画の制作など柔軟にご対応頂きました。
水倉様、松部様を始め、ご尽力いただきました関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいですし、私自身、本件に携わることができ光栄です!
夏前のエアコンの試運転=『スイッチオン!』がいつか世の中の当たり前になるように、今後も期待に沿えるよう全力を尽くしたいと思います。

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