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LINE広告は設定次第でコンバージョンが大きく変わる!国内トップのSNS広告を設定するステップとは?

ライター:株式会社ネオマーケティング

公開日:2022年05月28日 | 更新日:2023年10月20日

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月間アクティブユーザー数(MAU)が、国内人口の7割を超えているLINE。これはTwitterやFacebookをはるかに超える数で、もちろん国内のSNSではトップです。このように、私たちの生活に欠かせないものとなっているLINEで広告を配信できるプラットフォームがLINE広告です。ただしこのプラットフォームを最大限に活かすには、広告配信の設定がとても大切です。今回はLINE広告を始めるステップから広告配信の設定まで、詳しく解説していきます。

LINE広告とは?


LINE広告とは、国内最大のSNSであるLINEに配信される広告です。LINE広告の強みは、何といっても配信先の候補となるユーザー数の多さです。LINEの日本国内の月間アクティブユーザー数は9,000万人以上で、これは日本の人口の7割以上をカバーしていることになります。たとえばTwitterが5,000万人程度、FacebookとInstagramを合わせても6,000万人程度が月間アクティブユーザー数だといえば、その数の多さがわかることでしょう。
数の多さだけでなく、ユーザー層の幅が広いこともLINEの強みです。今や10代から60代過ぎまで幅広く使われているスマートフォンの、83.4%でLINEが利用されています。LINEはSNSであると同時に、日常の連絡手段でもあるため、ユーザーの幅が必然的に広くなるのです。さらにSNSを使用しているユーザーの中には、LINEでしかアプローチできないユーザーが35%程度存在しているともいわれています。

またLINE広告は、幅広いユーザー層の他にも多くの配信面を持つことで有名です。

●多彩なLINE広告の配信面

LINE広告は、LINEの持つさまざまなカテゴリのサービスに広告を配信できます。

 トークリスト
LINEのトーク(chat)画面で、私たちが1番目にしている画面です。この画面の最上部に広告が配信されます。

 LINE NEWS
月間PV数が154億を超える国内最大級のニュースサービスです。広告配信面は、ニュースをスクロールしていく途中に設置されています。

 LINE VOOM
2021年11月にリリースされた新しい動画プラットフォームです。TikTokやInstagramのリールに近いイメージで動画を楽しむことができます。この画面では動画を探している途中、または次の動画が再生されるまでの間に広告配信が行われます。

他にも「LINE BLOG」、「LINEウォレット」、「LINEマンガ」、「LINEポイントクラブ」、
「LINEショッピング」、「LINEチラシ」、「LINEクーポン」などが配信面として利用できます。

広告の配信面を含むLINE広告の各種設定を使いこなせば、自社のターゲットにピッタリな人に確実に広告情報を届けられ、またLINEでしかアプローチできない人にリーチできるのです。

LINE広告を始めるステップ

LINE広告を始めるには初期設定としていくつかのステップがあり、後半で広告自体の設定をしなければなりません。ここではLINE広告を始める初期設定を簡単に、次章では広告自体の設定について説明していきます。


1. LINE Business IDの取得

LINE広告を出稿するためには、ますビジネスを行う場合のID(LINE Business ID)を取得する必要があります。所定のLINE Business ID 専用のURLにアクセスし、登録画面からメールアドレスや名前、パスワードを登録します。

 

2. 広告アカウントの作成

次に行うのは広告アカウントの作成です。LINE Business IDの登録画面から「管理画面ログイン」ページに移動すると、LINE広告の管理画面に移動するログインボタンが現れるので、先ほど登録したメールアドレスとパスワードでログインします。
広告アカウントでは、請求先情報や広告主情報、商材情報などを登録する必要があります。
まずは「新しいグループを作成」をクリックし、請求先の情報登録から始めます。

請求先情報には「ビジネスタイプ(法人 or 個人事業主)」、「法人番号」、「代表番号」、「担当者名」、「メールアドレス」などを登録します。

次に広告主情報を登録します。ここでは広告主の正式名称(会社名)や広告主ウェブサイトのURLなどを記入します。

続いて商材の情報を入力しましょう。ここでは商材の正式名称、URLなどを記入しますが、LINE公式アカウントのベーシックID/プレミアムIDも記入する必要があります。公式アカウントを開設していない場合は、前もって開設しておきましょう。情報入力後に表示される「承認ページのURL」をコピーし、これをLINE公式アカウントの管理者に送って承認(審査)を待ちます。

ここまでの情報入力で、やっと申請準備が整ったことになります。LINEは幅広い年齢層のユーザーが利用しているので、広告に関わる審査が厳しく、すべての広告が承認されるとは限りません。業種でもLINE広告の利用は制限されており、宗教、ギャンブル、アダルト、出会い系、タバコなどの広告は配信できません。


3. 請求先の設定

承認後は請求先の設定です。ここでクレジットカードの登録を行えば基本的な設定はすべて終わりです。

LINE広告の設定


LINE広告の設定は「キャンペーンの設定」、「広告グループの設定」、「広告の設定」に分かれています。

●キャンペーンの設定

キャンペーンの設定では、広告の目的や配信期間、配信予算の設定を行います。はじめにキャンペーンの目的を選択します。これはあとから変更ができないので、慎重に選択しましょう。キャンペーンの目的は、6種類あります。

・ウェブサイトへのアクセス
 ウェブサイトへのアクセス数を増やしたい場合に選択します。
・ウェブサイトコンバージョン
 ウェブサイトのコンバージョンを増やしたい場合に選択します。
・アプリのインストール
 アプリのインストール数を増やしたい場合に選択します。
・アプリのエンゲージメント
 アプリ利用者の起動回数を多くしたい場合に選択します。
・友だち追加
 公式アカウントの友だちを増やしたい場合に選択します。
・商品フィードから販売
 ウェブサイト訪問者やアプリを利用した人が興味をもちそうな商品の広告を表示、
購入を促進したい場合に選択します。

上記に加え、ここでは「キャンペーン名」、「掲載期間」、「キャンペーンの上限予算」を設定します。予算は、月単位か設定した全期間で設定することが可能です。次に広告グループの設定に進みます。

●広告グループの設定

広告グループでは、主に「ターゲット設定」を行います。広告を配信するターゲットの国や地域、性別、年齢、趣味、関心などを選択し、セグメントを決めます。次に決めるのが「広告の配信先」です。これは自動配置か、自分で編集(LINEサービス内やLINE広告ネットワークなど)することができます。
またここで「入札単価の設定方法(自動入札か手動入札か)」や「課金方式(CPCかCPMか)」、「入札戦略」なども選べます。

入札戦略はバランス型(イベント単価の上限を設定)、効率重視型(入札額の上限を設定)、予算消化重視型(単価の上限なしで1日の予算の消化を最大化)、イベント単価を一定に維持しながら目標イベントを獲得する場合(イベント単価の目標を設定)の四つから選ぶことができます。1日に消化する予算と広告(イベント)の効率を考慮して選びましょう。

●広告の設定

広告の設定では、主に広告のフォーマット(表示方法)を選びます。LINE広告で用意されている広告のフォーマットは「画像」と「動画」、「カルーセル(画像が数種類切り替わる)」の三つです。
ここでは、上記を選択したら「画像の選択」、「タイトル」、「ディスクリプション(説明文)」、「ランディングページのURL」などを入力していきます。最後に「広告の保存」を行えば、LINE広告の設定はすべて終了です。

●広告レポートの作成・確認

キャンペーン(広告の配信)が開始されたら、広告マネージャーを使って「インプレッション数」、「クリック数」、「消化料金」などを逐次確認できます。また広告グループの「ターゲット設定」で定めた、地域、性別、年齢、趣味、関心などでもレポートを作成できるので、統計情報として確認し、次のキャンペーンに役立てていきましょう。

まとめ

LINE広告に限らず、すべてのマーケティング活動に対していえることですが、一番大切なことは常にPDCAサイクル(計画、実行、チェック、改善)を回すことです。一度キャンペーンを作ったら長期間にわたって配信し続けるのではなく、広告レポートで結果を確認しながら常に改善を怠らないようにしましょう。


 

 

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